コロ(マンチカン)とさと(ブリショー)、猫2匹と暮らし始めて増えたもの、それは猫マンガ。
今回は「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」を紹介。
とてもおすすめのマンガなので、わたしのお気に入りの回について語ります。
同居人はひざ、時々、頭のうえ。
「犬と猫どっちも飼ってると毎日楽しい」「おじさまと猫」に続いて、こちらも大人気の猫マンガ。ご存じの人も多いのではないでしょうか。
2020年11月時点で、6巻まで出ています。
(追記:2020年12月に7巻発売!)
ちなみにこの記事を書いてるとき、うちの猫は、同居人の太もものよこ、で寝てます。
「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」ってどんな物語?
マンガの帯にはこう書かれています。
不器用な青年×世話焼きな拾い猫
ヒトと猫それぞれの視点で贈る一緒ぐらし。
主人公の朏 素晴(みかづき すばる)は、偏屈で人嫌いの人気ミステリー作家。
両親を事故で亡くし、ほぼ人と会わずに一軒家でひとり暮らし中。
そんな素晴が両親の墓参りに行ったとき、お供えの刺身につられて野良猫が飛び出してきます。
ミステリーのいいネタになるんじゃないかと野良猫を連れ帰ったところから、ストーリーが始まります。
いろいろあって、猫は「ハル」と名付けられ、いろいろありながらも素晴とハルの幸せな生活が続いていきます。
その様子が、素晴(ヒト)視点とハル(猫)視点の両方で描かれていきます。
素晴視点で「ハルは●●だろう」と思ってたことが全く違ったりして、2人の視点で見ることで、話が深まり広がっていきます。
おすすめポイント
ハルと暮らして、愛情を知ることで、素晴の世界が少しずつ広がっていきます。
人とのかかわりを極限まで断っていた素晴が、ハルを介してたくさんのステキな人と出会い、優しさを知り、優しさを返していくまでに成長するのです。
どの話ももちろん大好きなのですが、特に好きなのは・・・
3巻 STEP11 馴るように慣れ
素晴の幼馴染兄弟が突然遊びにやってきます。
高校生の渚ちゃんに「おすすめの本は?」と聞かれるのですが・・・。
ハルと暮らす前の素晴なら、そんな質問、聞きもしなかっただろうと思うんです。(そもそも家に上げなかっただろうし)
でも、戸惑いながらも一生懸命考えて答えを出す素晴が、すっごく成長したねー!!!と、親戚のおばちゃんのような嬉しさを感じてしまいました。
5巻STEP17 君といっしょに 6巻STEP18 繋がる想い
迷い猫を飼い主に届けるまでを、素晴(ヒト)視点とハル(猫)視点で描いていきます。
素晴の成長に涙するのはもちろんなのですが、ハルがほかの飼い猫と接することで、素晴の愛情と一緒に暮らしてることの幸せを再認識するっていうのがかわいすぎて!!
姉御気質なハルのデレがたまらなくかわいい・・・!
大好きな回です。
2巻STEP6 きみをおもう
ハル目線の話では、この話がかわいすぎて大好きです。
素晴から首輪をもらうという、ただそれだけの話なのですが、ハルの「女子」が爆発する日が来るとは・・・!
ほかにも紹介しきれないぐらい好きな回ばかりなので、ぜひ素晴とハルの成長を追っかけながら読んでいただきたい!
そして、素晴の編集担当・河瀬さんの癒し力(と時折見せるカッコよさ)にも触れていただきたい!!
秋の夜長に、おすすめです!
コメント
コメント一覧 (1件)
いいですね。レビューありがとうございます。
おじさんと猫、漫画を本屋で立ち読みしたきりほとんどないですね。
残念です。
あ、ころさとさんにお勧めしたい漫画あります。
「くるねこ」ってご存じですか。
作者の視点から綴る猫との日常又は、猫の視点から綴る日常の両方を上手く描かれています。ブログから派生しての漫画ですから、一度ブログから、見られることをお勧めします。
ブログは、「くるねこ大和」です。
一度見てみてください。