3台目のSTAUB「ラ・ココット de GOHAN」を購入しました。
普段のお手入れはそんなにめんどくさくないストウブですが、使い始める前に、きれいに長持ちさせるための油ならし「シーズニング」が大事です。
5ヵ月使ってる2台の「ピコ・ココット ラウンド」も、鍋の内側がかさかさになってきたので、このタイミングで一緒にやっちゃおうと、ストウブ3台シーズニングをしました。
ストウブのシーズニング、時間はちょっとかかりますが、やることは簡単・めんどくさくないのでご紹介。
炊飯用ストウブ「ラ・ココット de GOHAN」もシーズニングが必要?
「ラ・ココット de GOHAN」は炊飯用のお鍋なので、油なじみのシーズニングをする必要があるのか悩みました。
油をぬったお鍋でご飯を炊くって、ごはんがおいしくなくなりそうなイメージがあり・・・。
いろいろ調べてみると、「ラ・ココット de GOHAN」もちゃんとシーズニングをすることで、ごはんのこびりつきも少なく、おいしく炊き続けることができるのだとか。
香りの少ない油を使って、少量の油できっちりふきとりながらシーズニングすることで、炊き上がりの味に影響なく、ストウブを長く使い続けることができます。
実際、シーズニングした直後のストウブで炊飯ましたが、ごはんはふっくらつやつやおいしく炊き上がりました。
STAUBのシーズニング方法
使い始めも、使っている途中も、シーズニングの仕方は同じです。
シーズニングと聞くとめんどくさそうですが、意外と簡単にできるお手入れ方法です。
・油(香りの少ないサラダ油がおすすめ。オリーブ油でも)
・油を塗るためのシリコンはけ(キッチンペーパーでも可)
・キッチンペーパー(不織布などのしっかりしたものがおすすめ)
1)ストウブを柔らかいスポンジとキッチン用中性洗剤で洗い、よくすすぐ
たわしはNG! 食器用洗剤は使ってOK!
2)よく拭いて乾かす
お湯で洗うと、早く乾きやすいのでおすすめです。
こちらが洗って水分を拭きとった、シーズニング前のストウブ。
右下が新しい「ラ・ココット de GOHAN」。内側はちょっとざらざらしています。
左下と上のが「ピコ・ココットラウンド」。5カ月使っているので、鍋肌がちょっとカサカサしてきています。
3)油を鍋の内側、ふちに塗る
100均でも買えるシリコンはけやキッチンペーパーを使います。
油は目分量で。鍋底の半分ぐらい入れると、いい感じに塗り広げられます。
ふちは錆びやすいので、塗り忘れずに。
ふたの裏側にもうっすら塗ります。
(ふたはシーズニングしてもしなくてもよいそうですが、わたしはやってます)
4)ふたはせず、弱火で3~4分熱する
弱火で、ストウブを3~4分ぐらい熱します。
鍋を焦がすのはNGなので、もし煙が出始めたらすぐに火を止めます。(3~4分経ったら、煙出なくても火を消してOK)
5)ふたをして30~40分放置してさます
わたしは火を止めた後、ふたをして放置します。それでもふたに熱は伝わるので。
(ふたをしたまま火にかけると、焦がしてしまうリスク大)
6)ストウブがさわれるぐらいまで冷めたら、油をキッチンペーパーでふき取る
拭いた油が茶色くなってたら、焦がしてしまってるので、最初からやりなおし。ですが、弱火で短時間火を入れるだけなら、失敗することは少ないです。
7)この工程(食用油を塗る→熱する→冷ます→ふき取る)をあと2回繰り返す
油は足さなくてOK。最初に塗った油が、火入れを繰り返すことで鍋肌になじんでいきます。
8)完成!!
新しく下ろしたストウブにも、いい感じに油がなじみました。
5ヵ月使ったストウブも、カサカサ→つやつやに。使いやすくなります。
このまま片付けてOK、使ってOK。
「ラ・ココット de GOHAN」で炊飯する前に油が気になるようだったら、軽く水洗いしてから使えばOKです。
つやつやのストウブで、ふっくらつやつやのごはんが炊き上がります。
お高い鍋、一生ものとして長持ちさせるために、鍋肌がカサカサになってきたらシーズニングをするのが大事です。
時間と心にゆとりがあるときにシーズニングをして、ストウブを大切に使っていきます。
もしストウブを焦がしてしまったら・・・。重曹での焦げ落としがおすすめです!