小笠原ひとり旅・初日① おがさわら丸で冬の小笠原諸島・父島旅行に出発!

本ページのリンクには広告が含まれています
  • URLをコピーしました!

ひとり暮らしで猫と暮らし始めたときに、しばらくは旅行はお預けと決めたのですが、わたしはひとり旅が大好きです。

猫と暮らす前の、最後の大型ひとり旅と決めたのが世界遺産・小笠原諸島への旅

2019年12月中旬に行ってきました。

5泊6日 冬の小笠原諸島ひとり旅

1日目 おがさわら丸出港 (←今回はこちら)・
2日目 半日島内観光ナイトツアー
3日目 森のトレッキングツアー
4日目 イルカ・クジラを見に海へ
5日目 カヤック体験 おがさわら丸へ東京へ
6日目 竹芝ふ頭到着

タップできる目次

勤続休暇で小笠原諸島・父島のひとり旅へGo!

2019年、会社の勤続休暇で2週間まとまった休みがもらえました。

どこに旅行しようかを考え出したときが、ちょうど、マンションを買って入居して、猫と暮らすことを決心したころ。

これからはしばらく旅行には行けなくなる。長期旅行は15年ぐらいは行けないはず。

だったら。

行って帰ってくるだけで絶対に1週間かかる小笠原に行こう!

年末年始休暇と合わせて勤続休暇をとって、小笠原から帰ってきたら、猫を迎えに行って、一緒に正月を過ごそう!

そう決めたのが、11月中旬でした。

すでに行きたい日程まで、1か月を切ってます。

人気のある小笠原の旅行、1か月前で果たして申し込みができるのだろうか・・・?

・・・と不安でしたが、何の問題もなく、あっさりツアーの予約ができました!

小笠原旅行のピークはもちろん夏。

12月は、年末年始は人気があるけれど、それ以外はオフシーズンなので、1か月前でも希望のツアーに申し込むことができました!

わたしが参加したのは、HISの「」の「小笠原 6日間」のツアー
船・宿・3~4日目の海・森ツアーがセットになってるものです。

小笠原諸島ってどんなところ?

東京都心から約1000km南にある、東京都小笠原村。

そう、小笠原諸島は、東京都の島なのです。

地図を思いっきり縮小しないと本州が見えません。それぐらい南にある小笠原諸島。

大小30あまりの島々から成り立つ小笠原諸島。人が住んでいるのは、父島・母島の2島だけ。

一度も陸地とつながったことのない「海洋島」のため、島の固有種の植物・動物がたくさん生息し、2011年に世界遺産に登録されました。

東京都心から1000kmも南にあるので、冬でも半袖で過ごせるぐらいの亜熱帯です。

わたしは12月に行きましたが、気温が25℃ぐらいあり、半袖か、長そでシャツ1枚でほぼ過ごしていました。

海も、山も、森も、たくさんの絶景やアクティビティが楽しめる、それが小笠原諸島です。 

小笠原諸島へ行くなら、おがさわら丸!

おがさわら丸ってどんな船?

小笠原諸島へ行く手段、それは船・「おがさわら丸」、愛称「おがまる」。

空港がなく、飛行機で行けない小笠原諸島へは、船で行くしかありません。

ガイドさん情報では、今後できる予定(でもVIPしか乗れないとか?)とか噂はあるらしいですが、2020年現在、船のみがアクセス手段です。

おがさわら丸以外にも、豪華客船クルーズツアーで数時間~1日だけ停泊するという行き方もありますが、がっつり小笠原を旅したいなら、おがさわら丸での船旅になります。

小笠原諸島を旅行するなら「最短5泊6日」?

「小笠原を旅するには、最短でも5泊6日の日程が必要」

そういわれるのは、おがさわら丸が、6日に1回しか就航しないから!

金曜に東京を出発したおがさわら丸は、翌日土曜に小笠原諸島・父島に着きます。

そしてそのおがさわら丸は、翌週火曜に父島を出発し、水曜に東京に戻ってきます。

12月だと、ほかの日は一切船は動きません。

そう。乗っていった船が3日後に小笠原を出発するまで、帰る手段がないのです。

夏だと、小笠原に着いた船はその日のうちに東京に戻るために出発しますが、それだと小笠原滞在時間は4時間弱!

そして次の就航は3~4日後なので、ちゃんと旅をしようと思ったら「最低でも5泊6日」となるのです。

そして、おがさわら丸の片道の運航時間は、なんと24時間!

金曜の11時に出発した船は、土曜の11時に小笠原の父島に到着します。同じ東京都なのに・・・!

「最短でも5泊6日」ですが、そのうち2日間は船の上。小笠原滞在は4日。

行く前は「船に2日間もか・・・」と思ってましたが、終わってみたら、それも小笠原旅行の醍醐味!

「最短5泊6日」の「船旅」をして、本当によかったです!

いざ、おがさわら丸へひとり旅出発!

おがさわら丸の出航は竹芝ふ頭から

おがさわら丸は、竹芝ふ頭から乗船します。

竹芝ふ頭へは、浜松町駅、「ゆりかもめ」の竹芝駅などから向かいます。

11時出発なので1時間半ほど前に着くと、人・人・人!

待合室は人であふれています。

わたしと同じような旅行っぽい人と同じぐらい、旅行じゃなさそうなおじさま・おばさまがたくさんいます。

おがさわら丸は、小笠原諸島と行き来するほぼ唯一の交通手段なので、小笠原の人が買い物や遊びに来る時にも使うんですね。

泊まった宿のオーナーも、「東京に遊びに行くと、竹芝のまわりで知り合いにものすごく会う」といってました。

ツアーデスクでチケットをもらって、桟橋を散歩します。

おがさわら丸、でっかい! かっこいい!! かわいい!!! 船旅への期待が一気に膨らみます。

おがさわら丸で選んだ船室は「特2等寝台」

いよいよ乗船の時間です。

チケットには番号が振られてて、その順番で乗車していきます。

船室には、「特等室」「特1等室」「1等室」「特2等寝台」「2等寝台」「2等和室」があり、順番はこの順になってるようです。

わたしは「特2等寝台」を予約していたので、結構早い段階で呼ばれました。(12月で乗船人数が少なかったのもありますが)

船は2デッキ~8デッキの8階建て(?)。

わたしは、5デッキの一番奥の10人部屋でした。

10人部屋といっても、特2等寝室はカーテンでベッドが1つずつ仕切られていていて、2段ベッドの上下の入り口が逆向きについているので、2人で予約すれば「ほぼ個室」感覚で使えます。

わたしのベッドは窓側上段で、向かいにベッドがない場所だったので、これも「ほぼ個室」。

トランクを置くスペースもゆったり、ベッドに上がる階段も自分しか使わないから、自由にものを置けて、すごく快適に過ごすことができました。

窓からの景色。

ベッドには厚めのマットがひかれてます。

2等寝室ではなく特2等寝室にしたのは、腰痛もちなので、少しでも腰に負担の少ないベッドにしたかったから。

思いのほか快適に寝ることができました。

足元にはテレビ。

自由に見られますが、すぐに電波が届かなくなり、単なる置物になります(笑)

ちなみに12月のオフシーズン。同室の10人部屋にいたのは4人だけでした。

夏だったら全ベッド埋まるんでしょうね。

おがさわら丸、船内探検! 

出航までまだ時間があったので、船内探検です。

シャワー室。

お湯もしっかり出て、使いやすかったです。ただ、足元はびちょびちょになるので、サンダル履いて入ってました。

談話室的なとこ。

自販機も。ほかにショップもあります。

給湯室。熱湯でお茶入れてました。

おがさわら丸・船室探検!

ほかの船室も、人がいないところをこっそり探検。

2等寝室。ベッドが上下×対面になってます。

廊下には荷物置き場も。荷物置き場は、いたるところにあります。

2等和室。広いです。オフシーズンならのびのびできそう!

11時になりました。いよいよ小笠原諸島・父島に向けて出港です!!

わたしが参加したのは、「小笠原 父島6日間」です。詳しくはこちら。

小笠原旅行のおすすめ持ち物はこちら。

おひとり参加限定ツアーってどんなの?

ぽちっと応援が励みになります!

ぽちっと応援が励みになります!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (6件)

  • いいですね。
    私も高校時代に北海道に修学旅行で行ったことがあります。正直、初めてのスケールで困惑しましたが、美味しい海鮮料理(イクラ丼定食)を食べて幸せだったなと記事を読みながら懐かしみました。函館にもう一回行きたいなって思いました。
    小笠原諸島って、地図上でしかみたことないですが、船で行くんですね。
    楽しめてよかったですね。

  • Rasさん
    コメントありがとうございます。北海道美味しいものがたくさんあって、旅がたのしいですよね(^^)

  • いいですね~。旅。
    寝台特急とかこういう客船はまだ経験ないので楽しく拝見しました。
    2等和室は・・・ちょっとハードル高いかなw

  • moccheeさん
    若かりし頃の船旅で、友達数人で大部屋に泊まったのは楽しかったですねー。今は個室を選んじゃいますけどw

  • 小笠原への船旅、憧れます。今まで2人だけ行った人に会った事があるのですが、船酔いしてしまった、と聞きました。波も穏やかだったみたいで、滞在中もずっと天気に恵まれ、綺麗な写真ばかりで。ホントに良かったですね。

  • ぽんすけのブログさん
    コメントありがとうございます。
    確かに船、酔っちゃうと大変ですね。わたしは運よく酔わなかったのですが、船下りても数時間は、揺れてるような感覚が続いていました。
    いつかぜひ行ってみてください!

コメントする

CAPTCHA


タップできる目次