2019年12月・冬の小笠原諸島のひとり旅日記・5日目&最終日です。
父島最終日の5日目は午前中カヤックを楽しみました。冬でも暖かくて、海レジャーもしっかり楽しめますよ。
1日目 おがさわら丸出港 ①・②
2日目 半日島内観光・ナイトツアー
3日目 森のトレッキングツアー
4日目 イルカ・クジラを見に海へ
5日目 カヤック体験 おがさわら丸へ東京へ(←今回はこちら)
6日目 竹芝ふ頭到着
わたしが参加したのは、HISの「HIS 小笠原諸島ツアー」の「小笠原 6日間」のツアー。
船・宿・3~4日目の海・森ツアーがセットになってるものです。
さよなら、こうもり亭
オーナーの愛情たっぷりごはんがどれもおいしくて、毎日幸せでした。
スパイスからつくったグリーンカレー
最後の朝食
一緒に泊まった皆さんとも、仲良くなれました!
本当にステキなお宿でした。
カヤックで小笠原の海を堪能
今回の小笠原旅行、ひとり旅ではあるけれど、森も海も存分に楽しみたかったのでほぼ全日程に観光ツアーを入れてました。
出発前、何も予定を組んでなかったのは、最終日のおがさわら丸に乗るまでの半日だけ。
車もバイクも借りてないし、宿は船乗り場がある大村地区までは距離があるし、大村地区だけで半日過ごすには時間を持て余しそうだし・・・。
・・・と悩んでいたところ、2日目にマンツーマンで森歩きツアーを案内してくれたトミーGさんが、その日は空いていて何でも好きなこと案内できるよ!ということだったので・・・
前からやりたいと思ってたカヤックをお願いしちゃいました!
当日までに追加で予約が入ったら複数人で、入らなかったらまたしてもマンツーマンで、ということでしたが、見事マンツーマンでカヤックです!
場所は宿からすぐの扇浦海岸から境浦海岸へカヤックで行き、扇浦海岸へ戻ってくるコースです。
扇浦海岸までは宿から歩いて5分ぐらいなので、初日の夕方散歩に行きました。(帰りが真っ暗で迷子になりそうだったけど・・・)
対岸(といってもはるか遠く)にいる、ライトアップされたおがさわら丸がきれいでした。
では、カヤック出発です。
12月の海ですが、25℃ぐらいあったので、ウエットスーツは着ずに、水着+ラッシュガードで。むしろ、暑い!
(ちなみにトミーGさんは水着だけ。上半身裸!地元民おそるべし)
2人乗りカヤックの前にわたし、後ろにトミーGさんが乗ります。わたしは、漕ぐ雰囲気だけ(笑)
こんな町に近い海の中にも、戦争跡が見られます。
20~30分ほどで、境浦海岸に到着。わたしはほぼ何もしてません(笑)
トミーGさんがお湯を沸かして美味しいコーヒーを入れてくれて、ほっと一息。
ウミガメのたまごの殻、らしいです。
約3時間カヤックで海を堪能し、おがさわら丸の待つ大村地区へ向かいます。
大村地区でおいしいもの堪能
海岸で水シャワー浴びて、水着の上にワンピースを着て、11:30ごろ船のいる大村エリアへ。
同じ宿だった皆さんと昨日の夜「亀を食べよう!」と盛り上がり、「お昼ごろそのお店で会いましょー」と待ち合わせしてたので、トミージーさんに送ってもらったのですが・・・
まさかのお休み!!!!
連絡先も知らないしどうしよーと思ってたら、店の周りをうろうろしているところを発見! 会えてよかった!
トミージーさんが教えてくれた美味しいお店でランチをイタダキマス。
あめのひ食堂さん、船の待合所すぐのところにあるお店です。
島の食材を使った料理が人気。わたしたちが入った後、すぐに満席になりました。
写真を撮るのをすっかり忘れてましたが、島魚のづけ丼をいただきました。おいしかった!
お土産物屋さんをチェックしながら、少し離れたところにあるTOMATONさんへ。
島の食材を使ったジャムやお菓子、ドーナツ、おみやげ物を売ってます。
父島2日目の森歩きツアーの途中でも、トミーGさんに連れてきてもらいました。
どれもおいしくて、船の中で食べるドーナツやお土産をたんまり買いました。
アイスを買って、海岸でイタダキマス。
そのまま海岸でのんびり話をしていたら、出港1時間前になったので、待合所へ向かいます。
父島とお別れの時
待合所、ランチ前の11:30ごろ来たときは誰もいなかったのに、出港1時間前、人であふれかえってます。
ツアーで一緒になった人もたくさんいて挨拶、挨拶。
来た時の「誰も知らない」とは違う、「みんな仲間感」が待合所にあふれてます。
同じ5泊6日を過ごすからこそ生まれたこの空気、小笠原旅行のいいところだなーとすごく思いました。
こうもり亭のオーナーさんが荷物を運んできてくれたので、記念に1枚パチリ。4日間、ありがとうございました!
いよいよ出港の時間。寂しいけれど、父島とお別れです。
トミーGさんと宿のオーナー、わたしがめちゃくちゃお世話になった2人が並んで見送ってくれてます。
小笠原名物・出港セレモニー。
海ツアーを開催されているみなさんが、ボートで追いかけてきて見送ってくれます。そして、ボートからダイブ!!!
わたしがお世話になった小笠原観光さんのドリーム号も!ありがとうございました!
おがさわら丸、行きと帰りは全く別物!
帰りも部屋は特2等寝室。行きと同じ部屋で、「自分の部屋」感がすごかったです。
船が出港して、わたしが一番にしたこと。それはシャワー!(カヤックのあと水シャワーしただけだったのです・・・)
小笠原旅行、最後の夕日
この旅の間、いろんな夕日を撮影してきました。
最終日、おがさわら丸のデッキから、とても美しいサンセットを見ることができました。
うたげ!!
行きのおがさわら丸は「誰も知っている人がいない宿」。
帰りのおがさわら丸は「そこかしこに知っている人がいる宿」。
もう、それは宴会の始まりです!
(なぜか展望ラウンジの天井は鏡張り・・・)
宿で一緒だった皆さんや、ツアーで一緒になった方と、一晩中飲み明かし。
旅の思い出や、普段の生活のことなど、語ることは尽きません。一晩中飲み明かしても、竹芝到着は15時なので何の問題もないのですw
(一応最後の朝日を・・・と思って起きたけど、曇りで何も見えませんでした・・・)
そして最終日、6日目の15時。おがさわら丸は無事に、竹芝ふ頭に到着しました。
ご一緒になったみなさんにお別れを告げて、帰路につきます。
小笠原ひとり旅を終えて
この便利な時代に、南へ1000km片道24時間かけていく旅行。
最短でも5泊6日しないといけない旅行。
その価値がちゃんとある小笠原旅行でした。
山も海も、自然がとても美しく、癒されて。島の皆さんはみんないい人で、癒されて。
ひとり旅だけど、船でいく小笠原だからこそうまれるものがあって。
猫を迎える前の最後の大型旅行として、小笠原諸島を選んで本当によかったです。
またいつか、絶対に行くぞー!
わたしが参加したのは、
小笠原旅行のおすすめ持ち物はこちら。
おひとり参加限定ツアーってどんなの?
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コメント
コメント一覧 (4件)
面白かったし、すっごくいいな!と思いました!
出航セレモニーの後にフェリーを船で追いかけて見送ってくれるなんて、
心に傷を負って旅行してたら多分僕は泣くかもしれません。
いつか・・・いつか行ってみたいな。
旅行の醍醐味って、親近感といいますか、旅先での出会いからみんな仲間になっていく過程を楽しめるというところなんだなって記事を見ながら感じました。
私も海外へ旅行した時、現地での出会いがきっかけで、みんなが知っている人になったという思い出があります。
共に分かち合っているからこそですね。
moccheeさん
小笠原、リピーターが多くて、そのまま移住しちゃう人も多いようです。わたしも傷心で行ったら、すぐにもう一回行っちゃうかも・・・w
いつかぜひ行ってみてください!
Rasさん
旅行のいいところってそれですよね。景色も食事も人も、すべてでいい出会いができる旅を楽しみたいです